創業から170年、「惜しみ無く手をかける」をモットーに
君の井酒造がこだわり続ける酒づくり
 
 

君の井が酒造りを行っている妙高市(旧新井市)は、新潟県と長野県の県境、日本海に面した頚城平野の中央に位置し、国立公園としても有名な妙高山の麓に位置しています。新井は豪雪地としても名高く、「越後富士」とも呼ばれる妙高山麓からの伏流水は名水として知られ、良質の新潟産米と併せて、新井は酒造りに最適の地となっています。


蔵の近くには「矢代米」と呼ばれるコシヒカリの産地があり、「米」「水」ともに、酒造りにとって申し分ない環境と言えます。


君の井酒造の屋台骨を支える越後杜氏の早津杜氏は、自らも田んぼを持ち、米作りをする農家でもあります。 酒造りが行われていない夏場に冬場の酒造り用作業着から、農業用の作業着に着替えて、杜氏自ら作付けを行います。 「稲が元々持っている力を最大限に引き出す」が早津杜氏の米作りとしてのモットーであり、農家として長年培ってきた技術を清酒造りに注ぎ込みます。 もちろんお米でつくるお酒が「清酒」なのですから、酒造りに適したお米がどうあるべきか?を自問自答しながら、 早津杜氏は、米作りにそして酒作りにこだわってきました。 早津杜氏はこだわります。

1.精米は自社でやること。それにより、ピンポイントの精米ができ、 酒質をより向上させることができます。 良い酒造りにゴールはありません。原料となる米は徹底的にこだわります。

2.君の井酒造のこだわりは何と言っても「山廃仕込」です。淡麗なお酒だけが新潟の酒ではないことをもっと広め、そして伝統を守り味わいのある酒を提供して参りたいと思っています。それが酒本来の姿だと考えるからです。


「惜しみ無く手をかけること」が君の井酒造の酒造りのモットーです。戦前戦後連綿と山廃(やまはい)酒母造りをつづけていることも当社の特徴の一つです。 山廃酒母は、「生もと(きもと)系酒母」の一種です。生もとの作業工程にある「山卸(水・麹・蒸米を桶に入れ、時間ごとに数人で摺り潰す作業)」を廃止したため、「山卸廃止もと」略して「山廃もと」と呼ばれています。およそ100年前に速醸の技術が発明されてからは、「速醸系酒母」が大勢を占めており、労力や日数を多く必要とする山廃酒母を含む「生もと系酒母」は一部の蔵元でしか造られておりません。しかし、山廃酒母独自の力強い幅のある飲み口は、お酒ファンを魅了しているのも事実です。 当蔵では、純米吟醸山廃仕込「越後の蔵秘伝」等に伝統の技を受け継いでおります。ぜひ、お試し下さい。


「惜しみ無く手を掛けること」、君の井酒造は創業より170有余年、 この言葉をモットーに酒造りを続けています。君の井が酒造りを行っている 妙高市は新潟県と長野県の県境、国立公園としても有名な妙高山の麓に 位置しています。 冬には2メートルを越える雪が降り、 除雪に大変苦労しますが、この雪が雪溶け水となり、 妙高山麓からの伏流水になることにより、この地での米作りと酒造りを支えています。 君の井酒造では、山廃酒母を使った伝統技法の「山廃仕込」が造りの基本と なっています。山廃仕込みは、空気中の乳酸菌がタンクに乳酸を作ってくれるのを 待つ製法ですから、雑菌の汚染にもさらされやすく育成には一ヶ月ほどかかり 作業も複雑です。ですから、労力や日数が多く必要とする山廃酒母を含む 『生もと系酒母』は一部の蔵元でしか造られておりません。 しかし、山廃酒母独自の力強い幅のある飲み口は、お酒ファンを 魅了しているのも事実であり、また日本の酒造りの心をもった伝統技法ですから その伝統製法を君の井酒造ではこれからも守り続けていきます。